医療ダイエットとパーソナルトレーニング、2つの異なる画像

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医療ダイエットとパーソナルトレーニングによるダイエット:その違いと特徴

ダイエットには様々な方法がありますが、大きく分けて「医療の力を借りる方法」「自力での生活習慣の改善による方法」の2つが挙げられます。ここでは、主にGLP-1受容体作動薬を用いた医療ダイエットと、パーソナルトレーニングと食事改善を組み合わせたダイエットの違いについて、科学的根拠に基づいて解説します。


1. 医療ダイエット(GLP-1受容体作動薬による治療)

医療ダイエットは、医師の診断のもと、薬物を用いて体重減少を目指す治療法です。近年、糖尿病治療薬として開発されたGLP-1受容体作動薬が、その高い減量効果から肥満治療にも用いられるようになりました。

主な特徴と効果

  • 食欲抑制作用: GLP-1受容体作動薬は、脳の食欲中枢に作用し、食欲を自然に抑える効果があります。これにより、摂取カロリーが減り、体重が減少します。
  • 胃排出速度の遅延: 1日の食事の量が少なくても満腹感が得られやすくなります。
  • 減量効果: 複数の臨床研究で、GLP-1受容体作動薬の投与によって有意な体重減少が報告されています。例えば、ある研究では、GLP-1受容体作動薬を投与された被験者が、食事と運動療法のみを行った被験者よりも、平均してより高い体重減少率を達成したことが示されています※¹。

※¹出典元:Wilding, J. P. H., et al. (2021). “Once-Weekly Semaglutide in Adults with Overweight or Obesity.” New England Journal of Medicine.


医療ダイエットの副作用とリスク

医療ダイエットは効果が期待できる一方で、副作用のリスクも存在します。吐き気、嘔吐、便秘、下痢などの消化器系の副作用が報告されることがあります※²。

※²出典元:Nauck, M. A. (2016). “A critical analysis of the clinical use of liraglutide.” Expert Opinion on Drug Safety.

また、オンライン診療で手軽に薬を入手できるようになった反面、自己判断での使用や、異変に気づかずに服用を続けることで、重篤な健康被害につながるケースも報告されています。

【事例】オンライン診療で薬を処方された女性のケース

NHKの報道によると、ある女性はオンラインクリニックで薬を処方され、半年で約10キロの減量に成功しました。しかし、服用を続けていると激しい吐き気と腹痛に襲われるようになり、体調に異変を感じ始めました。医療機関で精密検査を受けた結果、胆のうに複数の結石ができていることが判明したのです。医師によると、GLP-1受容体作動薬が原因で胆石ができることがあると指摘されています。

出典元:NHK「痩せる効果の“GLP-1” 医療ダイエットで健康被害も」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231228/k10014301451000.html

注意点

治療の中止とリバウンド: 薬の服用を中止すると、食欲抑制効果が失われ、体重が元に戻ってしまうリバウンドのリスクがあります。薬に頼らない食生活や運動習慣を身につけなければ、効果を維持することは難しいとされています。



2. パーソナルトレーニングと食事改善によるダイエット

この方法は、お客様自身の努力とトレーナーの専門的なサポートにより、運動と食事の習慣を根本から見直すアプローチです。

主な特徴と効果

健康的な体質改善: 筋力トレーニングによって基礎代謝が向上し、脂肪が燃えやすい体になります。また、適切な食事管理によって栄養バランスが整い、体の内側から健康になります。

持続可能な生活習慣の確立: トレーナーと二人三脚で、無理なく続けられる運動や食事の習慣を身につけることを目指します。これは、リバウンドを防ぐための最も重要な要素です。ある研究では、行動変容を促すような生活習慣への介入が、長期的な体重管理において非常に効果的であることが報告されています※³。

※³出典元:Wadden, T. A., & Foster, G. D. (2000). “Behavioral treatment of obesity.” Medical Clinics of North America.

精神的なメリット: 運動はストレス解消にもつながり、自尊心の向上やメンタルヘルスにも良い影響を与えます。

自分の力で達成する喜び: 誰かに頼るのではなく、自分の努力で目標を達成することで、自信を得ることができます。これは、その後の人生においても大きな糧となります。


注意点

即効性: 医療ダイエットに比べて、体重減少のスピードは緩やかです。短期間での減量を求める方には、じれったく感じられるかもしれません。

継続的な努力: 結果を出すためには、トレーナーの指導のもと、継続的に運動と食事改善に取り組むことが不可欠です。

どちらを選ぶべきか

医療ダイエット パーソナルトレーニングによるダイエット
主なアプローチ 薬による食欲抑制と体重減少 運動と食事による体質改善
効果の
スピード
比較的速い 比較的緩やか
リバウンド 薬の服用中止でリバウンドしやすい 習慣化によりリバウンドしにくい
体への
影響
副作用のリスクあり 全身の健康状態が改善される
費用 薬代、診察代などがかかる トレーニングセッション代などがかかる

短期間で集中的に体重を落としたい方や、食事制限がどうしてもできない方は、医師と相談の上、医療ダイエットを検討する選択肢があります。

一方で、健康的な方法でリバウンドしにくい体を手に入れたい方自己の力で継続的な変化を求めている方には、パーソナルトレーニングによるアプローチが最適です。

どちらの方法にもメリットとデメリットがあります。私たちは、お客様がご自身の目標とライフスタイルに合った選択をできるよう、科学的根拠に基づいた正確な情報を提供し、最適なサポートをすることをお約束します。


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