こんにちは。ボディメイクスタジオUNDEUX SUPERBODYパーソナルトレーナーの長屋です。

ダイエットと言えば皆さん最初に「食事や運動に気をつけなければ」と考える方が多いのではないでしょうか?
もちろん食事、運動を心がける事はダイエットと成功させる上でとても重要です。しかし、それらと同じくらい睡眠をしっかり取る事が大切な要素となる事をご存知でしょうか?

実際、UNDEUX SUPERBODYに通われているお客様に今までの睡眠時間を聞くと、6時間未満という方が大半でした。
そこで、睡眠不足がどのようにダイエットへ影響を及ぼすのか今回皆様に知っていただくことで効率よくダイエットを成功できるようお手伝いできればと思います。

睡眠とダイエットに関わるホルモン

睡眠とダイエットに関わる重要なホルモンは5つあります。それらの働きを簡単に説明します。

①成長ホルモン

成長ホルモンは、毎日の生活で破壊された細胞を修復したり、代謝を促進したり、新たな細胞を作る重要な役割があります。その際のエネルギーを得るために脂肪を燃焼しています。十分な睡眠を取り成長ホルモンを増やすと、それだけで一日約300kcal分の脂肪燃焼の効果があります。

②コルチゾール

コルチゾールは、ストレスを感じると和らげようとして多く分泌されるため「抗ストレスホルモン」とも呼ばれています。睡眠不足などストレスを感じるとコルチゾールが大量に分泌されるのですが、それに伴って先程説明した成長ホルモンの分泌の抑制に繋がり代謝の低下を起こします。

③レプチン・グレリン

レプチンは、体内のエネルギーの摂取量と使用量を調節する役割があり、レプチンが分泌されると満腹中枢が刺激され、食欲を抑制する作用があります。一方、グレリンは食欲中枢を刺激する働きがあるので、食欲を増進させます。睡眠不足になるとレプチンの分泌が低下しグレリンの増加が認められます。

④セロトニン

セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれ、心身の健康を維持するために不可欠なホルモンです。また、セロトニンは次に説明するメラトニンを作るための材料でもあります。

⑤メラトニン

メラトニンは「睡眠ホルモン」と呼ばれ、体内時計のような働きを担っています。睡眠不足によりこのメラトニンの分泌が阻害され、睡眠のリズムが崩れ、睡眠が浅くなったり、寝つきが悪くなり、さらにメラトニンの分泌が阻害され悪循環が生じます。

このようにホルモン一つ一つが互いに関係しながら体の健康やダイエットに大切である代謝を保つ役割を担っています。

ホルモンの分泌を整えるには

先程述べたホルモンの分泌を整えるには、7時間以上8時間未満の良質な睡眠をとる事が必要となります。
しかし、世の中には寝ようと思ってもなかなか寝付けない方や寝ても何故か朝疲れが取れていない方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?
ホルモンの分泌と自律神経は強い関係性を持っております。自律神経とは、人の身体の生命を維持するために、ホルモンの分泌を促したり抑制しながら、身体の状態を正常に保とうとする機能です。つまり自律神経が乱れると必要な時に必要なホルモンが分泌されず体の不調に陥ってしまいます。
先程述べたような寝付けない、疲れが取れないなどの症状が見られる方は自律神経の乱れが大きく関わっている可能性があります。

改善策

そこで、自律神経を整える良質な睡眠へ導くために日常生活に少し意識を向けて頂きたいと思います。特別なことをする必要はありません何気なくやっている習慣を少し一緒に見直してみましょう

・入浴は就寝の1時間半～2時間前までに行う

・就寝1時間前からスマホ、テレビを見ない

・カフェイン、アルコールの摂取を抑える

・朝食を食べる(和食が理想)

まとめ

睡眠は体の健康やダイエットを成功させる上でとても重要な要素であることをご理解いただけたでしょうか?
1時間のトレーニングのカロリー消費量は約200〜250kcal程度ですので、カロリーだけで見た場合ですと、しっかり睡眠を取って消費される300kcalが毎日積み重なれば結構な消費カロリーですよね!!
今回のコラムを読んで頂き、少しでも皆様のダイエット成功への手助けになればと思います!
UNDEUX SUPERBODYでトレーニングに食事、そして睡眠もしっかり取りつつ理想のボディを手に入れましょう

「UNDEUX SUPERBODY（アンドゥスーパーボディ）は、美容とダイエット専門の女性専用のパーソナルトレーニングジムを運営しています。

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