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水と便秘の関係性〜お腹のために1日にどれくらい水分を摂る?

人は1日にお水はどれくらい飲めばいいのか?
誰しもが1度は気になったことがあるのではないでしょうか。
今回はその「水」と「便秘」の関係性にについてご説明します。

■そもそも便秘とは?

便秘に関する定義はいくつかありますが
日本内科学会は「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」と。慢性便秘症診療ガイドライン2017では「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」を便秘としています。

便秘の女性の画像

毎日出る=良い、毎日出ない=悪い。ではないのです。

例えば2日に1回だったとしてもスムーズに排便でき、スッキリ感があれば便秘ではありません。逆に毎日出ていても、残便感がありスッキリしない、お腹が張って違和感などがあれば便秘と考えられます。

■では「水」と「便秘」の関係性は?

1日に飲む水分量が500ml以下の人と2,000ml以上の人を比べると、500ml以下の人は排便回数が少なかった。という研究結果があります。
この「水分量」というのは水に限らず、お茶やコーヒー、ジュースでも構いません。
個人差はありますが、排便回数の差が4倍近く出た人もいます。
500mlを身近なものに例えると、ペットボトル1本分ですよね。

1日にペットボトル1本分しか水分を取らないという方、いらっしゃいませんか?

ではこの「500ml」という数字、なんの数字かご存知でしょうか?

水のペットボトルの画像 500ml

実はこの500ml、人の身体における必要最低尿量なんです。
そして健康な便の水分量は70~80%と言われています。
意外と便の水分量も多いですよね。
必要最低尿量と同じ量の水分しか飲んでいなければ、便に回す水分量が少なくなり、排便量も減り便秘につながります。
ということは、1日の飲む水分量が少ない=便秘になりやすいということです。

■自分に必要な水分を摂る

便秘になる原因は水分だけでなく、もちろん生活習慣や食生活の乱れもあります。
場合によっては、消化器疾患や内科系疾患の問題もあります。
ですが便秘を改善するには、水分が必要な事も分かっていただけたかと思います。

人が1日に必要とする水分量は、個人の代謝や環境条件、活動レベルなどによって決定されるため大きく変動します。
また必要量は人によって変わるだけでなく、日によっても変動します。

幸いなことに、水分の過剰摂取はあまり起こりません。
必要以上に水分をとると、私たちの身体は、摂りすぎた水分量に比例して尿量を増加させ調整してくれます。

なので、水分をあまり摂らない生活習慣の方は、今飲んでいる水分量を少しずつ増やしていきましょう。
1度に飲む量を増やすのではなく、飲む回数を増やしましょう。

便秘改善に向けて1歩前進です!


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執筆者: M.Tsutsui

資格: NSCA-CPT

気さくで話しやすい人気トレーナー。「明るく楽しくご機嫌に!」をモットーにお客様とのトレーニングを行っています。最近はまっていることは「ドクターXを一気にみること。

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