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ストレスケアは美容やアンチエイジングのためには欠かせません。【ホルモン分泌が身体にもたらす影響〜コルチゾール編〜】
目次
1. プライベートな空間でも感じるストレス
みなさんにとって、ご自身のおうちは、どのような場所でしょうか?
家族と一緒に過ごせる、あるいは自分だけの趣味などに没頭して楽しく過ごせる場所?
それとも、家事や育児などをこなさなければならないという思いに駆られる、職場と同じような場所でしょうか?
もちろん、前者のような場所でありたいですよね。
そのような願いを持っていたとしても、ずっとおうちで過ごす毎日を送っていれば、どうしてもストレスを感じてしまいますよね。毎日一緒にいることで、家族との関係が悪化したり、一人で過ごしていても鬱のような症状になったりという話を耳にすることも多くなりました。そんなストレスを感じた時に、体内で多量に分泌されるホルモンの一つに、コルチゾールというものがあります。
2. コルチゾールの役割とは?
コルチゾールは、腎臓の一部である副腎皮質から分泌されるホルモンであり、代表的な働きの1つとして、ストレスに適応するための役割を担っています。
もう少し詳しく説明すると、コルチゾールには、以下のような働きもあります。
コルチゾールの働き
1血糖値の低下を防ぐ
2脳の機能低下を防ぐ
3免疫力を向上させる
4血圧をコントロールする
5脂肪の分解*
*脂肪組織における脂肪の分解を指す
これだけを聞くと、体内にそんなに優秀なホルモン分泌の機能が備わっているのなら、ストレスをどれだけ感じても安心だと感じるかもしれませんね。
ですが、強いストレスを感じてコルチゾールの分泌量が慢性的に高まると、身体にとって良くない反応も現れてくるのです。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
コルチゾール分泌量が慢性的に高まることによる身体への作用
1筋肉の分解
2うつ、不眠症などの精神疾患
3生活習慣病などのリスク
4アレルギー症状
5バセドウ病などの自己免疫疾患
日頃から身体を鍛えている人はもちろん、健康的な生活に価値を感じる人にとっては、コルチゾールの過剰な分泌は避けたいところですね。
過剰に分泌されることさえ予防すれば、コルチゾールはあなたの体内の環境や自律神経を整えてくれる強い味方であることを忘れないようにしましょう。
3. コルチゾールの分泌量を適正に保つには?
では、コルチゾールを過剰に分泌させず、常にベストな状態を保つにはどのような方法があるのでしょうか?
これも、難しく考える必要はありません。コルチゾールを分泌する器官である副腎をケアしてあげれば良いのです。
私たちが日常的に行える副腎のケアとして非常に有効な手段が、「食生活の改善」です。
どのようなものを食べれば良いのか、以下に具体例を挙げます。
コルチゾール過剰分泌を防ぐ!副腎ケアのオススメ栄養素と食材
1良質なタンパク質
- 豚肉
- 鶏肉
- 牧草飼育の牛
- 大型魚でない魚
2良質な脂質
- 豚肉
- アジ、イワシ、サンマなどの青魚
- ココナツオイル
- オリーブオイル
3肝臓の解毒サポート作用がある野菜
- ニンニク
- 玉ねぎ
- 生姜
- パクチー
- ハーブ・スパイス類
4ホルモンの生産で消費されるビタミンB群
- 玄米
- 豚肉
- 卵
5副腎が疲れている人が不足がちなミネラル
- 貝類
- 海藻類
これらの食材を、普段の食生活に少し意識的に取り入れることで、あなたの副腎はより健全に、より適正なコルチゾール分泌量を保ってくれるようになるでしょう。
もちろん、食生活だけに気をつけていれば、オールOKというわけではありません。ただでさえストレス社会と言われる現代で、更に外出を自粛する必要がある今の世の中だからこそ、「○○しないといけない」「○○は我慢しないといけない」とは考えずに、あなたの好きなこと、興味のあることにどんどん時間を費やしてみてください。たとえ興味のあることが、外に出ないとできないことだとしても、アフターコロナに備えて、それらについて準備や勉強をすることができます。
まだ新型コロナウイルスは、決して完全に収束したわけではありません。
最近メディアでよく言われていることですが、今後もステイホームではなく「エンジョイホーム」をそれぞれの形で実践していきましょう。
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